元エンジニア、FinTech-IT領域転職リクルーターブログ

元々エンジニアをしており、某エージェントにてFinTech領域でITエンジニア専門の転職リクルーターをしている者がご転職やFinTechの事・仕事の事・ITの事・趣味の事について徒然なるままに書くブログです。

※転職エージェントの選び方※

現在、各業界・職種が未曽有の人出不足により、転職業界が大盛り上がりです。

 この業界は在庫がいらない為、参入しやすい業界では御座いますし、

また政府も雇用の促進の為、転職業界への新規参入の支援も積極的に行っており、

毎月恐らく100社以上新規企業が設立されていらっしゃると思います。

 

そこで本日は転職エージェントの区分、並びに選び方について、

業界にいる身として解説出来ればと思います。

 

【大手転職エージェント】

※メリット※

認知度・知名度の非常に高い大手転職エージェントの良さは、

圧倒的に求人数が多いです。

その為、大手エージェントを使用すれば大体の求人があり、

自信にフィットする求人を発見しやすいです。

 

※デメリット※

片面エージェントというデメリットが御座います。

これは求人元企業と、求職者様の担当でそれぞれ分かれており、

中には情報連携が出来ておらず、日程調整が難航するパターンや、

求人票ベースでのご紹介となる為、実際にどのような企業か分からず、

求職者様自身で情報収集しなければならないケースも御座います。

 

【中規模転職エージェント】

※メリット※

エキナカ広告を出す等、転職業界では認知度・知名度

比較的高いエージェントです。

中規模の為、ある程度の求人数があり、中には数社と非常に強いパイプを

有しているエージェントもおります。その為、求職者様自身では見つけられない

ような情報を有しているケースも御座います。

気軽に転職相談が出来て、キャリアアドバイスも受けられるケースも

御座います。

片面エージェントの業態である可能性も御座います。

 

※デメリット※

中には非常にアグレッシブであり、連絡が頻繁に来る可能性や、

中規模で片面エージェント等、であれば大規模エージェントを使った方が

ベターなケースも御座います。

 

【小規模・ベンチャー系転職エージェント】

※メリット※

小規模の業態ですと、その殆どが両面型エージェントと言い、

求職者様と求人元企業双方をご担当しております。

中には同業界でご活躍されていらっしゃった方も多く、

定年後にエージェントとして起業されるケース等、

業界において非常に強いパイプがあるケースも御座います。

 

※デメリット※

大手・中規模と比べて、求人数が少ないケースも御座います。

また中規模エージェントと同様に、中には非常にアグレッシブであり、

連絡が頻繁に来る可能性も御座います。

 

【総論】

転職の仕方に正解はなく、キャリアの作り方にも正解はない時代です。

知り合いのツテを使いご転職をされるケースも御座いますし、

エージェントを使うケースも、自主応募するケースも様々ですし、

Wantedly等の媒体を使ってご転職するケースも増えてこられました。

 

エージェントの選び方も重要ですが、使い方も重要であるかと存じます。

エージェントは基本的に求職者様から利用料金を徴収するビジネスモデルでは

ない為、無料で利用出来ます。

 

ご転職ってすんなり決まるケースも御座いますし、ただお見送りが続くケースも

御座います。

 

やはり求職者様の事を理解し、中長期的にサポートしてくれるエージェントが

一番良いのではないかと思います。

 

最終的には相性ですし、そんな時はふとメールをしてみて、

電話のアポでも来社のアポでも取ってみて、1時間程度お話してみて、

案件のご紹介や現在のご状況の共有をしてみるのが良いケースだと思います。

 

本日は、簡単では御座いますが、私的な考察も含めて記載致しました。

 

どうぞ宜しくお願い致します。

ご連絡はfintech.it.recruiter@gmail.comまで