※原資がないビジネスだからこそ※
本日は人材ビジネスの難しさについてお話致します。
人材ビジネスは在庫がいらないビジネスで、DBが命のビジネスである為、
ROI観点的には直ぐに回収しやすいビジネスで御座います。
また有形商材ではない為、原資が必要なく、無形商材である事も踏まえて、
そしてセンスが非常に問われる仕事でもある為、人によって向き不向きが
出るビジネスでもあります。
片面型リクルーティングというビジネスモデルは人材ビジネスでも
非常に強力で、求職者様・求人元企業様が自動流入するスキームが出来れば、
マッチングをそれぞれ行い、定期的な情報アップデートを行う事によって、
完璧なビジネスモデルが出来上がるのです。
それぞれの転職エージェントのモデル解説が下記記事に御座います。
fintech-it-recruiter.hatenablog.com
両面型転職エージェントとして、それぞれ求職者様・求人元企業様を
同時に寄り添う事は片面エージェントと比べて非常に工数が掛かりますが、
スピード感や求職者様・求人元企業様へのご紹介の精度が非常に高く、
ボリュームこそは片面エージェント業態には負けるものの、総合力と
満足度においては、キチンと行っていれば負けない可能性が高いです。
多くの求職者様は”何をするのか”という職務内容や条件面も重要で御座いますが、
同時に”誰と働くのか”も重要視しております。
私はご成約させて頂いた企業様の現場・現場マネージャー・部門長様と
二人三脚で採用にコミットしております為、ご面接の過程で必要とあらば、
飲み会や引き合わせを現場の方々とも行い、お仕事をするイメージを
より明確に持って頂く事も行っております。
人材ビジネスは原資がないビジネスモデルであるがゆえに、
我々リクルーターがどのように採用にコミットするのかが最も重要で
あるとも言えます。
スーツでも吊るしの既製品スーツも御座いますし、
イージーオーダーのオーダーメイドスーツも、
仮縫い付きのハンドメイド/フルオーダーメイドスーツも御座います。
どのサービス形態を選ぶかは求職者様・求人元企業様のご予算にも
よりけりではあるかと思いますが、採用要件によって最適解を
選んで頂く事が重要なのではないかと思います。
しかし最近ITの採用が非常に難しくなってきている事から、
多くの企業様からのご相談が増えてまいりました。
1年以上採用が出来ていない部門も中には御座いました。
当然部門長様と採用要件に見直しを人事部門と含めて、
現在のマーケット感を含めて、キチンとコンサルテーション致します。
採用が上手くいっていそうな企業様でもで御座います。
IT分野でこれだけ熱を帯びていても、やはり転職はリスクなのです。
その為だからこそ、求職者様にも求人元企業様にも双方寄り添う事が
今だからこそ求められているのではないかと思いました。
本日は私の仕事観で御座いました。
どうぞ宜しくお願い致します。