当事者意識・プログラミング
当事者意識。
よくご転職の時に言われる、求める人物像として”当事者意識”がある。
当事者意識って何か。
経営目線と言う方もいるが、私はそれだけではないと思う。
当事者意識って単純に
【成功・失敗含めて自分自身に返ってくる、その上で自分自身が会社の利益の為にどれだけ尽くしているか、また会社の味方になって考えた時に目の前の現象・事象は果たして正なのか否かを私情を挟まずに判断できる考え方】
な気がしております。
良く裁量権が欲しいと言うご相談があるのですが、裁量権って待っていたって絶対に来ないし、もっと言うと会社の政治や状況関係なく裁量を持っていると”勘違い”をしてビジネスを推進出来る方が現在市場で求められるし、ある意味硬直化している市場やビジネスならばそれが尚更求められる。
また上司と部下の関係でも悩まれる方が多いと思う。
言ってしまうと、どちらの主張もそれぞれの立場からすると正しく、だからこそ衝突が起こる。本当はお互いがお互いに汲み取ることが出来るコミュニケーション方法を確立していればチームワークって絶対上手く行くのに上手くいかないケースが多い。
それぞれ求められる事として;
- 上司:価値観を受け入れてあげて、承認をしてあげる。
- 部下:価値観を受け入れてあげて、時には空気を読まずに成果の為に推進する。
が何となくだが、出来ればどこ行っても通用する。
文章で書くと超簡単に思えるが、ぶっちゃけちゃうと108の煩悩を持つ我々人間は、
そんな簡単に解釈出来ない。
けどビジネスだと思えば、出来るかもしれないし、実はそれを達成すると
個人の成長と会社の成長が一致する。
こんな事を言うと、じゃあ転職せずに現職にいてやり切ろうとお考えされる方も
居ると思いますが、それが実は正解でもあるのです。やり切りたい方はやり切った方が本当は絶対良い。
上記のこと含めて最近疲れたり、落ち込んだ時に良く思うことが自分自身の
プログラミングである。
プログラムとは、データを入力し、ある計算式に乗っとり、それの答えを算出する。
まず最初にデータの定義を行い、その後計算式をコーディング、出てきた答えを
表示する。
この理論を応用して、ネガティブな情報を計算式に入れたら、それは答えも
ネガティブじゃないかと思い始めて、ネガティブなインプットを一切辞めた。
そうしたら、仕事が楽しめてきた。圧倒的に。
この考え方におおよそ30数年間掛けて辿り着き、遅いのかもしれないが、
中には壁に当たらず一生築かれない方もいらっしゃるかもしれない。
この考え方を基に、仕事をやってみて、チャレンジもある中で楽しみたい。
そんな気概のエンジニアの方がいらっしゃれば、あるいは悩まれていらっしゃる方が
要れば是非カジュアルにでもお話しましょう。
どうぞ宜しくお願い致します。